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インデックス
痛覚過敏の機構をめぐって歩いた15年
痛覚過敏の定義
熱痛覚過敏の時代ーPerlらのデータから出発
単一神経記録
内臓ポリモーダル受容器の熱反応の感作
熱感作を起こす物質は何か
ブラジキニンが最も低濃度から熱反応の感作を起こす(イヌ、in vitro)
炎症時の侵害受容器の反応性の変化
アジュバント関節炎動物皮膚C線維受容器の熱に対する感作
関節炎動物ではブラジキニンの感受性が増大している
アジュバント関節炎動物皮膚C線維受容器の熱に対する感作
ブラジキニン反応増大におけるNGFの関与
内因性の神経成長因子(NGF)がアジュバント炎症動物後根神経節細胞のブラジキニン感受性を増大させる
内因性の神経成長因子(NGF)がアジュバント炎症動物後根神経節細胞のブラジキニン感受性を増大させる
内因性の神経成長因子(NGF)がアジュバント炎症動物後根神経節細胞のブラジキニン感受性を増大させる
ブラジキニンによる熱感作の機構
カプサイシン受容体(TRPV1)
強制発現系を用いた実験
ブラジキニンにより、TRPV1の熱活性化閾値温度は低下する
プロテインキナーゼC阻害薬はブラジキニンによるTRPV1の熱活性化閾値温度低下を抑制する
ブラジキニンによる痛み受容器の興奮と感作の機構 (仮説)
ブラジキニンによる熱痛覚過敏はTRPV1 KOマウスでは生じなかった
ブラジキニンによる興奮もTRPV1を介しているか
ブラジキニンによって誘発された疼痛行動
TRPV1 ノックアウトマウスにおける皮膚C-線維受容器のブラジキニンによる興奮
ブラジキニンによる痛み受容器の熱に対する反応の感作にはTRPV1が必須だが、興奮には役割は小さい
ブラジキニンをめぐった旅
機械痛覚過敏へ
内臓ポリモーダル受容器の機械刺激に対する反応のブラジキニンによる増強 (イヌ、in vitro)
内臓から筋へスイッチ
イヌ筋のポリモーダル受容器 (in vivo)
遅発性筋痛DOMS(Delayed Onset Muscle Soreness)
伸張性収縮(LC)の負荷方法
機械刺激に対する逃避閾値(筋痛覚閾値)の測定
機械刺激に対する逃避閾値(筋痛覚閾値)の測定
運動負荷後2日目
機械刺激に対する反応は運動負荷2日後の筋の細径線維受容器で増大していた
伸張性収縮負荷2日後の筋には、損傷像も炎症像も見られなかった。
筋細径線維受容器を感作する物は何か
抗炎症鎮痛薬が遅発性筋痛抑制に効果があるとの報告
抗炎症鎮痛薬が遅発性筋痛抑制に効果があるとの報告
B2拮抗薬HOE140を運動前に投与すると遅発性筋痛の発現が抑制された
B2拮抗薬HOE140を運動前に投与すると遅発性筋痛の発現が抑制された
B2拮抗薬HOE140を運動前に投与すると遅発性筋痛の発現が抑制された
LC負荷した筋においてはNGF(mRNA,蛋白)の発現が増大していた
この時点で描いていた遅発性筋痛の発生機構
運動後2日目の抗NGF抗体筋注は筋機械痛覚過敏を減弱した
NGFの筋注は筋侵害受容器の機械刺激に対する反応を増強した(取り出し標本による実験)
B2ブラジキニン受容体アンタゴニストHOE140は運動後の筋におけるNGF発現の増大を抑えた
予想に反してCOX-2阻害薬はNGF発現増大を抑制しなかった
描いていた遅発性筋痛の発生機構の修正
描いていた遅発性筋痛の発生機構の修正
5月の連休頃の御在所岳
答え
国内外研究関係者紹介等