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ご挨拶

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2020年に法学部は創立七十周年を迎えました。1950年4月、名古屋大学法経学部は、法学部と経済学部に分離され、現在の法学部が誕生しました。その三年前に日本国憲法が施行されましたが、日本はまだ連合国軍の占領下で復興途上にありました。当時の教職員、学生は戦前、戦中、敗戦の経験を深く胸に刻みつつ、民主主義と平和に貢献するための法学・政治学の教育研究に取り組んだことと思われます。

創立50周年を機に、法学部と大学院法学研究科はアジア、ヨーロッパを舞台に国際展開を進め、海外の主要大学の協力を得て、多くの研究教育拠点を作りました。2004年には法科大学院を設立しました。国内外に法学・政治学の研究教育拠点を形成してきたことが、名大法学部・法学研究科の特色となっています。

ところで、ご存じのように、2019年末に始まった新型コロナウィルス感染症の爆発的感染拡大が起こり、人と物の交流、経済・社会の循環システムに急ブレーキがかかりました。社会全体が様々なディレンマに直面し、既存の政治経済社会の制度がうまく機能しない状態になっています。

しかし、こうした課題山積の今だからこそ、法学と政治学とを通じて、新しい課題の解決に取り組むよい機会だと前向きにとらえたいと思います。困難を乗り越え、新しい社会を創造する法と政治を、法学部・法学研究科で一緒に探求しましょう。

法学部・法学研究科長

増田知子教授

法学部・法学研究科長の増田知子教授に5つの質問に答えていただきました。

1. 法学部・法学研究科の強み(醍醐味)を教えてください。

法学部は1学年約150名という小規模な学部です。教員スタッフは約60名おり、スタッフ1人当たりの学生数は、1学年あたり3名程度ですので、充実した少人数教育が期待できます。また、系統的なカリキュラムが用意され、法学と政治学を同時に学ぶことができます。基本的に、どのような科目を履修するかは、学生が自由に判断し、選択できるようになっています。

名大法学部・法学研究科の最大の特徴は、20年にわたり積極的に国際展開を行い、世界に多くの教育研究拠点を有していることです。アジア、アセアンの主要大学との間には、学生の派遣と受け入れを行う研修プログラムがあります。ヨーロッパへの留学支援も行っています。学部4年間を通じて英語で学べるコース(G30国際社会科学プログラム)もあります。また、アジアの主要大学に日本法を日本語で学ぶ教育拠点があり、そこから毎年、優秀な学生が大学院に入学してきます。また、法科大学院には、国際的視野を持ち、教養豊かな法曹養成を目指せるカリキュラムが用意されています。法学部を3年で卒業し、法科大学院に進学できる5年制の法曹コースも2019年度から始まりました。

このように、学部、大学院のいずれにおいても、多彩なプログラムが豊富にあることが強みと言えます。

2. 法学部・法学研究科の学生に大学生活を通じてどんな風に育ってほしいですか。

法学部には、自分の夢やプランを実現するために努力を惜しまないという点で、優れた資質を持った学生がたくさんいます。しかし、近年の日本社会や世界では、表面的には見えないところでも大きな変化が起こっています。多くの人々は自分が予想していなかった人生を歩むことになるのかもしれません。名大生の生活は、日々の勉強、バイト、サークルなどで時間に追われることが多いと聞いています。しかし、是非、日常とは異なる世界、環境に身を置く体験をいろいろ試していただきたいと思います。名大には、全学向けの学生のための様々なセミナー、研修が開催されており、また、世界中から留学生が集まっていますので、交流の機会もたくさんあると思います。こうした環境を是非、活用して、タフな時代を生き抜くための知恵や経験を獲得していただきたいと願っています。

3. 法学部・法学研究科のビジョンを教えてください。

1 名古屋大学は、我が国の科学研究をリードする有数の研究教育拠点です。法学部・法学研究科もまた、次世代の法学と政治学の分野での研究者養成を行うことを使命としており、多種多様な教育カリキュラム、支援プログラムを通じて取り組んでいきます。

2 国際的には、法政国際教育協力研究センター(CALE)、日本法教育研究センター(CJL)と協力し、アジア諸国の法整備支援の研究と人材育成をさらに発展させていきます。また、我が国有数の国際交流拠点となっている名大で、日本人学生、留学生がともに学び、内外の様々な課題に取り組む人材育成を行っていきます。

3 実務法曹養成は、法学の基幹大学としての重要な使命です。学部と大学院の一貫教育、国際感覚と幅広い教養を身に着けるカリキュラムを通じ、様々なニーズにこたえることのできる多彩な人材を社会に送り出していきます。

4. 増田先生ご自身が学生だった時、印象的な授業はありましたか。

私の学生時代で、印象的であった授業は、先生が何かを発見され、その発見の重要性や価値を受講生に伝えたいという、姿勢が伝わってくる授業でした。不勉強でさぼってばかりいた学生であった私は、学問的な価値はわかりませんでしたが、発見とは心を揺さぶる体験であり、それこそが大学の先生が没頭する研究なのだ、ということを知りました。

5. 高校生(法学部へ入学を希望している学生)へのメッセージをお願いします。

法学部には豊富なメニューがありますので、1,2年生の時にじっくり考えて何をより深く学ぶか、どういう進路を目指すか、選んでいただくとよいと思います。自分のやりたいことがある方は、入学したら直ちにやりたいことに突き進むのもよいと思います。迷った時は、教員に助言を求めてください。きっと、親身になって考えてくれると思います。

(令和2年7月28日)

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