
国際言語センター
国際言語センターは、日本語・日本文化教育部門、英語教育部門の2部門からなります。
日本語・日本文化教育部門では、全学向け日本語プログラムをはじめとする様々なコースを実施し、留学生に対する日本語・日本文化等の教育を行っています。また、Web教材を含む多様な教材を開発・公開しています。さらに、日本語教育に直接関係する研究に加えて、日本語教育の基盤となる日本語の基礎研究 (音声・文法・意味・談話など) も行っています。
英語教育部門では、日本人学生等の英語力強化などを行っています。
部局長インタビュー
大室剛志 教授
国際言語センター長の大室剛志教授に話を伺いました。
5つの質問
1) 国際言語センターの一番の魅力を教えてください。
外国語としての日本語と、外国語としての英語を教授するスキルと経験を積んだ場所であること。教授陣は、その教育技術が優れているのみならず、またその研究において卓越している。名古屋大学の留学生に日本語・日本文化を教える機関であり、非常に長い歴史を持っており、国内外から高く評価されている。
2) 国際言語センターの学生のことをどのように思いますか?またどんな風に育ってほしいですか?
目的意識のはっきりした学生の集団であると思います。すでに日本語と日本文化に関して、相当の興味と訓練を積んできているので、そこから先、さらに飛躍的にその知識と技能を伸ばしやすいのではないでしょうか。意欲的な学習態度も、日本の学生に学んで欲しいものです。 自分の人生の目的に合った勉学・研究の種を学内で発見し、そこにより多くの注意を払って、将来に繋(つな)げてもらえると嬉しいですね。将来の専門教育、研究にセンターで受けた教育を是非とも繋げていって欲しいものです。
3) 国際言語センターの授業の特徴、魅力はどんなところにありますか?
長年の教育・研究に裏打ちされた、独自に開発した非常に体系だったテキストを用いての非常に効果的な授業を供給できている点でしょうか。学生のレベルに応じた教材が豊富に準備されており、留学生はそれぞれのニーズに合った授業を受けることができます。
4) 大室先生ご自身が学生であったとき、印象的な授業はありましたか?
英語学を教えてくださった先生が、非常に厳しい先生であったことです。明らかに頭の切れが普通の人とは違うと感じました(私などが評するのは失礼ですが)。その先生に出会わなかったら今の自分はありません。私の人生を変えて下さった先生です。私が20歳くらいの時でした。とにかくその先生の授業は厳しいものでした。
5) 高校生と大学生へのメッセージをお願いします。
これだけは本当に勉強したいと思えるものを探し当てることだと思います。