




開講部局:教養教育院
杉本充 教授
複素関数論
授業時間: | 2020年度前期火曜1限 木曜3限 |
対象者: | 理学部・工学部 2年生 |
授業の目的
複素関数は,自然科学の様々な箇所に現れ,基本的役割を果たすと共に幅広い応用を持っている。特に,その微分積分学は,実数のそれと全く異なった美しく統一的な世界を形作っている。本科目はこうした複素関数の微分積分学の基礎,特に複素解析関数(正則関数ともよばれる)の基本的性質を学び,応用上重要な,その様々な取り扱いに習熟することを目的とする。 特に,ベキ級数および複素積分の取り扱いを重視する。
授業の工夫
この講義はコロナ渦の中,対面での実施を断念し,毎回講義ノートをアップロードしていくかたちで進めていったものです.そのため,詳しくは教科書の該当箇所を読んで補ってもらうことを期待して,ノートでは最も重要な点のみを抽出してまとめてあります.また,手書きや赤字での補足の多用など,黒板での板書をそのままノートにしたような形式をとることにより,なるべく対面での講義の雰囲気がそのまま出るように工夫してあります.学生にはさらに講義に関連した課題に毎回取り組んでもらい,TAによるチェックと模範解答をアップロードすることにより,各自で理解を確認できるようにしました.

最終更新日:2020年12月09日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
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