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開講部局:文学部・人文学研究科
河西秀哉 准教授
象徴天皇制の形成と展開
授業時間: | 2018年度後期月曜3限 |
対象者: | 文学部 2単位、週1回 |
授業の内容
2016年、天皇の退位問題が話題となりました。それ以降、象徴天皇制に関する議論や話題は新聞・テレビなどで盛んに取り上げられています。これを見ても、日本社会にとって、天皇制は重要な問題だということがわかります。そもそも、なぜ天皇制をめぐる議論が起こるのでしょうか。日本社会において、天皇とはどのような存在なのでしょうか。退位にはどのような意味があるのでしょうか。象徴天皇の「象徴」とは何なのか。こうした問題を、象徴天皇制の歴史を検討するなかで考えたいと思います。講義を通じて、私たちと天皇制との関係や今後の天皇制のあり方を、受講生自身が考えていくための素材を提供することが目的です。
授業の工夫
内容とも関係しますが、象徴天皇制は現在、大きな変化に直面しています。そのため、数多くの報道がなされていますので、それらと講義の内容をできるだけ密接に関わらせながら、歴史を見ていきたいと思います。また、戦後を主に取り扱う現代史という分野は、日本史学の中でも方法論的にも未発達な部分があります。歴史研究における現代、そこでの史料の取り扱い方などについても講義の中では取りあげます。豊富なで多様な史料を示すことで、歴史学の研究方法についても学ぶことができるようにしたいと考えています。

最終更新日:2019年12月06日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。