




本授業の目的およびねらい
定量的変化を記述・分析する数学の分野が解析学であり,その中心的方法は微分・積分である.これらの方法は自然科学において必須の研究手法であるが,近年はさらに社会科学などにも広く応用されている.本科目は通年講義の後半として,多変数微分積分学の基本を理解し,様々の計算に習熟して応用できるようになることを目的とする.特に多変数関数のグラフなどを通して幾何学(空間)的イメージ,線形代数と結び付いた理解を重視する.
履修条件あるいは関連する科目等
高校数学,微分積分学Iの内容を既知とする.微分積分学Iとあわせて完結した講義となる.
注意事項
1時間の授業に対して、2時間の自主学習が想定されているという。
参考書
http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~yamagami/teaching/calculus/tenarai2015.pdf
本授業に関する参照Webページ
http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~yamagami/teaching/teaching.html
成績評価の方法
中テスト3回(各20%)+期末テスト(40%)の合計点で評価する。
受けた試験の配点の合計が総配点の6割に達しない場合は欠試の扱いとする。

最終更新日:2018年01月31日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。