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本授業の目的およびねらい

「言語」と「文化」には密接な関係がある。このような見方に疑いがない一方、言語は記号の体系とされ情報伝達の手段とされる。言語の現象面を根拠に文化を論じる場合、言語の多様性・動態だけでなくその普遍性一般性や構造的特性を考慮する必要がある。
この授業では、日本語のさまざまな現象を事例に、言語と文化の関係性を再検討する。言語が文化と密接に繋がりながら普遍的な構造を示すのはなぜかについて日本語研究の立場から論じることで、言語と文化の関係性の内実を自覚的に考察する材料を提示するとともに、受講者自身の言語に対するまなざしの意識化を目指す。

履修条件あるいは関連する科目等

本講義では主に日本語の事例を扱うが、比較して論じるには幅広い言語への関心が欠かせない。外国語はもちろん、方言や古代日本語などにも関心を持って受講すること。
関連する科目:すべての言語文化科目、「ことばの不思議」など

参考書

上野智子ほか編2005『ケーススタディ 日本語のバラエティ』おうふう
石黒圭2013『日本語は空気が決める 社会言語学入門 』光文社新書
P.トラッドギル1974[土田滋訳1975]『言語と社会』岩波新書
宮岡伯人編1996『言語人類学を学ぶ人のために』世界思想社 その他、授業中に紹介する

授業内容

内容
1 一般に言語とは
言語の普遍 言語のレシピ 類型と構造
言語の動態 歴史・方言・位相差・文体差
2 一般に文化とは 固有の文化/変わる文化、声の文化/文字の文化
3 日本語の諸現象
3.1 日本語の歴史 情緒的な古代人、論理的分析的な現代人?
3.2 日本語の方言 東京人、大阪人、東北人?
3.3 日本語の文体 小説、手紙、論文、新聞
3.4 メディアと日本語 電話、メール、LINE、ツイート
3.5 日本語の話し言葉 若者言葉 ッス敬語 アニメ声 政治家口調「ぼく、ママどこ?」
3.6 バーチャル日本語 博士語、ヒーロー語、キャラ語尾
4 言語と文化、再び

成績評価

平常点(出席状況および講義中に提示する小課題の提出)(50%)及び期末論述試験(50%)の総合評価による。
出席状況の悪い者(1/3以上欠席の者)は期末試験の受験資格を失う。

最終更新日:2018年01月15日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。

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