
- ホーム >
- 農学部・生命農学研究科 >
- 生物情報工学 >
- シラバス




授業の目標
本講義では、生命工学一般への計算機科学の応用について、基礎となる概念、手法を講義するとともに、実際にコンピューターを用いた実習を通じて理解を深める。
授業の概要
遺伝子工学に対するコンピューターの応用として、遺伝子配列解析の手法について解説する。さらにデータベースに蓄積された配列情報に対するホモロジー解析、それを利用した生体分子の構造予測と機能解析、およびゲノム解析に関して解説する。次に蛋白質工学に対する応用として、構造データベースの利用、および分子グラフィックスについて解説する。各々の解説の後、コンピューターを用いた実習を行う。
具体的な講義内容
- 生物情報工学概論
- 文献・特許データベース
- 遺伝子データベース
- 遺伝子解析のためのツール
- ゲノムデータベース
- 遺伝子の探索と遺伝子の機能予測
- DNA配列の中から遺伝子を探す
- アラインメントと系統樹作成
- 遺伝子解析ソフトの使い方
- システムバイオロジー入門:KEGGの使い方
- 立体構造のグラフィックス表示ソフトの使い方
- 立体構造データベースの利用
- 蛋白質の構造と機能 (DNA結合蛋白質を中心として)
- 蛋白質の構造と機能 (酵素の構造と機能について)
- まとめ
教科書
なし
参考書
バイオデータベースとウェブツールの手取り足取り活用法 (羊土社)
関連性のある科目
遺伝子工学、分子生物学1、分子生物学2、生物反応工学、生命物理科学1,2
履修条件
サテライトラボでPCを使用するので、IDとパスワードを用意しておくこと。
成績評価
- 出席,レポート等の平常点 (100%)で総合的に評価する。
- 履修取り下げ制度を採用する。
- 授業を4回欠席した場合には「欠席」と判定する。

最終更新日:2016年09月13日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。