
- ホーム >
- 国際言語文化研究科 >
- メディア基礎論 A類 >
- シラバス




授業のねらい
本講義では、メディア研究や実践、制作を始めるにあたり、メディア論の基礎知識を押さえるとともに、文化研究をはじめとする関連研究を理解することを目的とする。多様なディシプリンを俯瞰することによって、現代の多様で多層的なメディア環境を理解し、各自の研究ヴィジョンや将来像を明確に位置づけることを目指す。また講義全般を通じて、対話力、プレゼンテーション能力など、メディア・プロフェッショナルに必要な能力を養うことも目的とする。
履修条件等
特になし
教科書・参考書
- 水越伸『21世紀メディア論』放送大学教材
- 伊藤守編著『よくわかるメディア・スタディーズ』ミネルヴァ書房
- 難波功士 ブックガイドシリーズ基本の30冊『メディア論』人文書院
- 井上俊・伊藤公雄『メディア・情報・消費社会』世界思想社
- 伊藤明己『メディアとコミュニケーションの文化史』世界思想社
スケジュール
回 | 講義内容 |
---|---|
1 | メディアとは何か 1 はじめに ワークショップ メディアとは何か |
2 | メディアとは何か 2 複製技術の進展と19世紀情報技術の進展1 |
3 | メディアとは何か 3 複製技術の進展と19世紀情報技術の進展2 |
4 | メディアとは何か 4 20世紀型マス・メディア社会の成立 |
5 | メディアとは何か 5 大衆社会と擬似環境 |
6 | メディア研究の射程 1 マス・コミュニケーション論 強力効果論 |
7 | メディア研究の射程 2 マス・コミュニケーション論 -限定効果論 |
8 | メディア研究の射程 3 メディア・スタディーズの登場 |
9 | メディア研究の射程 4 意味と記号 |
10 | メディア研究の射程 5 空間とメディア |
11 | メディア研究の射程 6 メディア・イベント |
12 | メディアと現代社会の諸問題(ワークショップ) 1.メディア・リテラシー |
13 | メディアと現代社会の諸問題(ワークショップ) 2.東日本大震災とソーシャルメディア |
14 | メディアと現代社会の諸問題(ワークショップ) 3.ネットワーク理論入門 |
15 | 講義の振り返り |
成績評価の方法
授業における発表(30%)、授業中の討議への参加(40%)、最終課題(30%)、五回以上の欠席は「欠席」とみなす。

最終更新日:2016年05月17日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。