サイトマップお問合せヘルプ
授業ホーム
  • 授業一覧から探す
    • 教養教育院
    • 文学部・人文学研究科
    • 国際言語文化研究科
    • 教育学部・教育発達科学研究科
    • 法学部・法学研究科
    • 経済学部・経済学研究科
    • 情報学部/情報学研究科
    • 情報文化学部
    • 情報科学研究科
    • 理学部・理学研究科
    • 医学部・医学系研究科
    • 工学部・工学研究科
    • 農学部・生命農学研究科
    • 国際開発研究科
    • 多元数理科学研究科
    • 環境学研究科
    • 創薬科学研究科
    • 国際教育交流センター
    • 国際言語センター
    • ※平成29年度学生募集停止
    • 名古屋大学国際プログラムG30
    • TOPICS Back No.
    • オープンキャンパス
    • 名大の研究指導
    • G30 for everyone
    • 名古屋大学ラジオ公開講座
    • 名古屋大学公開講座
    • 退職記念講義アーカイブ
    • nuocwをフォローしましょう
    • 過去の特集ページ
    • 教員の方へ
    • NU OCW Podcast
      RSS を iTunes の "Podcast" にドラッグ&ドロップすると、ポッドキャストが登録されます。
      (iTunesは最新版をお使いください)
  1. ホーム >
  2. 退職記念講義アーカイブ >
  3. 退職記念講義2015 >
  4. 最終講義 - 小児骨髄不全症の診断と治療の進歩 >
  5. 授業ホーム
授業ホーム講師紹介講義資料

開講部局:医学部・医学系研究科

小島勢二 教授

最終講義 - 小児骨髄不全症の診断と治療の進歩

授業時間 2015年度退職記念講義
日時 2016/3/18 16:00-
場所 基礎研究棟 (講義棟) 4階第4講義室

小児科医としての40年

名古屋大学に奉職して16年になりますが、よく言われる医学部教授の研究、教育、診療の3つの使命のなかで、私にとっては診療の占める割合が最も大きなものでした。小児科医としての40年間に小児病院と大学病院に勤務しましたので、その相違について言及してみたいと思います。まず、最初に触れておかなければならないのは、日本の小児病院が、海外の小児病院とは、違った形態をとっていることです。海外の小児病院は、そのほとんどが大学附属です。一方、わが国の小児病院は、最初に設立された東京の成育医療センターから愛知の小児病院まで、大学とは独立しており、距離的にも離れています。多くの小児病院は、研究施設が併設されておりませんので、診療に特化しております。小児病院は、患者数は多いものの、基礎研究の成果に基づく、新規治療法の開発を行うことが困難です。一方、大学病院の小児科は病床数が限られており、新規治療法を実践する症例数が足りません。このような状況が、日本の小児医療の停滞を招いたひとつの原因と考えています。アカデミア発の新規治療法の開発には、先端を担う小児医療の形態から再考する必要があると思います。最後に、名古屋大学が医療の分野において、アカデミアとしての存在感を増し、日本の医療の発展に益々寄与することを願ってやみません。

ページトップへ

http://ocw.nagoya-u.jp/