





開講部局:教養教育院
小堀聡 准教授
産業社会と企業
授業時間: | 2013年度前期水曜1限 |
対象者: | 工学部1年生 2単位、週1回全15回 |
授業の内容
現代の経済では企業が中心的な役割を果しており、市場経済や資本主義(資本制)経済などと呼ばれている。しかし、人類の誕生時から企業や市場があったわけではないし、これらが誕生してからも、その中身は時代を通じて変化してきた。また、企業や市場の発展によって多くの問題が解決されてきた半面、公害や格差のように新たに深刻化した問題もある。この講義では、企業や市場の誕生・発展プロセスを歴史的に学ぶことで、現代社会をプラスとマイナスとの両面から考察できる姿勢を養うことを目指す。
授業の工夫
- 教養課程の講義であることを考慮し、個々のトピックスを羅列的に教えるのではなく、現代の産業社会が形成されるまでの大まかな流れと、それによってもたらされた成果と課題とを大づかみできるような講義を心がけた。
- 映像や画像資料をパワーポイントにて提供し、受講生のイメージが膨むよう心がけた。
- ノートを取ることで理解の定着を図ってもらうため、パワーポイントのスライドは配布しなかった。かわりに、講義の流れや最小限の図表を載せたレジュメを別途提供し、その余白にノートを取れるようにした。
- 発展的な学習の参考として、毎回10点程度関連文献をレジュメにて紹介した。さらに、そのなかから1冊を選んで書評することを期末課題とした。

最終更新日:2014年11月20日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
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