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開講部局:教養教育院
金村久美 特任講師
ベトナム語入門Ia、Ib
授業時間: | 2012年度通年前期月曜5限 後期月曜5限 |
対象者: | 全学部 前期・後期それぞれ2単位、週1回全15回 |
本授業の目的およびねらい
ベトナムは、近年めざましい発展を遂げる新興国の一つに数えられています。日本と距離的に近く、文化的にも似た部分があり、日本人にとってますます身近な国になってきています。みなさんの中には、これからベトナムに旅行したり、ベトナムについて研究をしたり、あるいはベトナムで仕事をすることになる方もいるかもしれません。
この授業は、ベトナム語を通してベトナムを知り、親しく感じてもらえるようになることを目的とします。入門ですので、学習経験は不要です。課題も多くなく、楽しめる授業にしたいと思います。好奇心や興味に従って、気楽に受講してみてください。
授業の工夫
名古屋大学で開講されている中で、ベトナム語Iは唯一の東南アジアの言語の科目です。アジアの言語として開講されているのは他に中国語と韓国語だけですから、なぜベトナム語?と思われるかもしれません。
しかし、名古屋大学はアジア戦略を重視し、中国・韓国以外のアジア新興国から多数の留学生を迎えています。また、名古屋大学自身も、「日本法教育研究センター」という海外拠点を設立し、アジア4カ国で学生の教育を行う他、名古屋大学の日本人学生との交換留学プログラムも積極的に行なっています。ベトナムは、名大の国際交流活動における重点国の一つです。たくさんのアジアの学生が日本語を学んで、名古屋大学に来ているのですから、それなら、日本人学生がベトナム語を学ぶ機会があってもいいんじゃないか?こう考えたことから、ベトナム語を開講させていただくことになりました。
日本人にとってベトナム語の難しい点はなんといっても発音です。声調が6種類あり、日本語にはない音の対立が豊富にある、音声的にはユニークな言語です。一方で、文法はとても単純。さらに、中国文化圏に属し、19世紀末まで漢字を使っていた経緯があり、漢語は日本語と大部分を共有していますので、これを利用すれば語彙は飛躍的に増やせます。
成長著しい新興国の一つベトナムは、日本企業の進出も進み、日本の重要なビジネスパートナーとなりつつあります。もしかしたら将来役に立つかも?ベトナム人学生と交流してみたい?よくわからないけど面白そう?どんな学生さんも歓迎します。みんなゼロからのスタートですから気楽ですよね。Iaは会話・活動中心で宿題はほとんど出しません。面白そうだなと思ったら参加してみてください。なおIbは、1学期以上学んだことのある学生を対象にします。

最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。