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開講部局:文学部・人文学研究科
成田克史 教授
実験音声学基礎
授業時間: | 2011年度前期月曜4限 |
対象者: | 国際開発研究科 国際コミュニケーション専攻 2単位、週1回全15回 |
授業の目的および内容
この授業は、コンピューターを用いて音声を音響的に分析し、その特徴を抽出する手法を習得することを目的とする。授業ではあらかじめ用意された音声を素材として分析を行い、その結果として得られる画像や数値から、人間の声の成り立ち、音と音を識別するための手がかり、連鎖による音の変容、発話における韻律的特徴など、言語音声の性質やそこに生じる現象について、音響の側面から理解を進めていく。参加者はテーマごとに理論面の講義を受けた後、用意された手順に従って音声分析を行い、これについて各自報告書を作成することが求められる。
授業の工夫
音声は一瞬にして消え去り、音声そのものを目で見ることはできない。音声を記録し、音響分析した結果を視覚的に提示することによって、耳で聞いただけではよくわからないことが見えてくる。ただし、可視化されたデータを正しく読み取るには慣れが必要である。この授業では受講生が自ら音響分析を行い、データを詳しく観察することによって、音声の真の姿を捉える練習を積む。

最終更新日:2018年06月22日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
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