サイトマップお問合せヘルプ
授業ホーム
  • 授業一覧から探す
    • 教養教育院
    • 文学部・人文学研究科
    • 国際言語文化研究科
    • 教育学部・教育発達科学研究科
    • 法学部・法学研究科
    • 経済学部・経済学研究科
    • 情報学部/情報学研究科
    • 情報文化学部
    • 情報科学研究科
    • 理学部・理学研究科
    • 医学部・医学系研究科
    • 工学部・工学研究科
    • 農学部・生命農学研究科
    • 国際開発研究科
    • 多元数理科学研究科
    • 環境学研究科
    • 創薬科学研究科
    • 国際教育交流センター
    • 国際言語センター
    • ※平成29年度学生募集停止
    • 名古屋大学国際プログラムG30
    • TOPICS Back No.
    • オープンキャンパス
    • 名大の研究指導
    • G30 for everyone
    • 名古屋大学ラジオ公開講座
    • 名古屋大学公開講座
    • 退職記念講義アーカイブ
    • nuocwをフォローしましょう
    • 過去の特集ページ
    • 教員の方へ
    • NU OCW Podcast
      RSS を iTunes の "Podcast" にドラッグ&ドロップすると、ポッドキャストが登録されます。
      (iTunesは最新版をお使いください)
  1. ホーム >
  2. 退職記念講義アーカイブ >
  3. 退職記念講義2009 >
  4. 最終講義 - 色素異常症の基礎と悪性黒色腫の臨床 >
  5. 授業ホーム
授業ホーム講師紹介講義資料

開講部局:医学部・医学系研究科

富田靖 教授

最終講義 - 色素異常症の基礎と悪性黒色腫の臨床

授業時間 2009年度退職記念講義
日時 2010/03/04 15:00-17:00
場所 基礎医学研究棟4階第4講義室

退職にあたり

大学人の使命は言うまでもなく研究・教育ですが、これらに医学部の臨床教室ではさらに臨床(昨今では“収益を上げる臨床”)が加わります。名大で12年6カ月、その前の秋田大学で4年、その前の東北大学にて16年半、合計33年の大学勤務もこの3月で終わります。上を見ればきりがないのですが、大学人としては合格点に十分達したと自分では思っています。

私は30数年メラニンを生成する色素細胞(melanocyte)、 そしてその癌化した悪性黒色腫(malignant melanoma) について研究を行ってきました。私自身が誇れる教科書的な研究成果は3つあります。色素細胞や黒色腫細胞のマーカーとして現在利用されているチロジナーゼ関連蛋白 1 (TRP- 1、DHICA oxidase)は私が作成した単クロン性抗体により発見されたこと。1989年にチロジナーゼ遺伝子変異によって眼皮膚白皮症が発症することを世界に先駆けて明らかにしたこと。そして名古屋大学において、2003年に遺伝性対側性色素異常症の病因遺伝子が RNA 編集酵素の一つである adenosine deaminase acting on RNA 1(ADAR1)遺伝子であることを明らかにしたことです。そしてこれらの成果を軸にして研究を広げてきました。もちろんこれらの仕事は私が一人で行ったわけではなく、すばらしい共同研究者や優秀な大学院生に恵まれた結果であり、これらの方々には感謝しています。

最後になりましたが、名古屋大学の益々の発展を祈念しています。

ページトップへ

http://ocw.nagoya-u.jp/