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開講部局:文学部・文学研究科
佐藤彰一 教授
テクスト布置解釈学原論
授業時間: | 2008年度後期水曜4限 |
対象者: | 文学研究科 |
テクスト布置とは
21世紀COEプログラムの5年間から得られた成果の一つは、テクストが特有の布置を自ら構成するということであった。テクストが成立するプロセスの所産としての前テクスト、他のテクストとの広義の引用関係としての間テクスト性、テクストそれ自体への注釈ないしは解釈としてのメタテクスト、テクストが帰属するジャンルを明示する指標としての題名、書式、構成などのパラテクストなどがその構成要素である。こうした一連のテクスト群が取結ぶ諸関係の結節点として当該テクストは存在しており、その布置の総体が広義のテクストなのである。

最終更新日:2009年04月30日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
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