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講義の目的
経済社会の成り立ちや動きを理解するためには、個々の構成員がどのような動機に基づいて各自の行動を選択しているか、またその意思決定がどのように相互連関しているのかを調べることが重要である。 ミクロ経済学は、行動の選択とその連関を分析し、経済社会の働きについて理解するための学問である。 本講義では、競争市場における需給均衡分析の理解を前提として、その他のミクロ経済学の基本事項を学ぶ。
履修条件・注意事項
ミクロ経済学Iを履修していることが望ましい。
教科書
多和田眞「コアテキスト・ミクロ経済学」(新世社)
参考図書・推薦図書
ジョン・マクミラン「市場を創る—バザールからネット取引まで」(NTT出版)
梶井厚志「故事成語でわかる経済学のキーワード」(中公新書)
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴ ン・J・ダヴナー「ヤバい経済学[増補改訂版]」(東洋経済新報社)
スケジュール
回 | 講義内容 |
---|---|
1 | 復習1:需要、供給、弾力性 |
2 | 復習2:市場均衡、社会的余剰、課税 |
3 | 不完全競争市場1:独占 |
4 | 不完全競争市場2:独占的競争 |
5 | 不完全競争市場3:寡占(クールノー競争) |
6 | 不完全競争市場4:寡占(シュタッケルベルク競争) |
7 | 外部効果:環境問題と研究開発の経済学 |
8 | 公共財・自然独占:公共・公益事業の経済学 |
9 | 通時的意思決定:貯蓄・借入 |
10 | 不確実性:リスクに対する態度、資産の選択と保険の経済学 |
11 | 情報の経済学1:モラルハザード |
12 | 情報の経済学2:レモンの原理 |
13 | 情報の経済学3:シグナリング・価格差別 |
14 | 予備日 |
15 | まとめ |
成績評価
講義中の小テスト、期末試験による。

最終更新日:2009年02月19日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。