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開講部局:国際言語文化研究科
衣川隆生 教授
日本語教育方法論概説a
授業時間: | 2011年度前期木曜1限 |
対象者: | 国際言語文化研究科日本言語文化専攻 2単位、週1回全15回 |
講義目的
言語教育の到達目標となる構成概念を第二言語の習得過程に基づいた認知的アプローチと社会構成主義に基づいた社会文化的アプローチの観点から整理し理解する。
授業の工夫
現在の日本語教育は、その学習者も学習形態も学習環境も多様化してきている。日本語教師に求められるのは、その多様化に表面的に対応する力ではなく、多様性に直面しても対応可能な確固とした言語観、教育観、学習観を身につけることである。
同時に自分自身の言語観、教育観、学習観を常に検証し深化、精緻化していくことも求められる。
本講義には、日本語教育経験者、日本語教師養成プログラム受講者など日本語教育についての知識を持っている人、言語教育の経験がまったくない人、あるいは言語学習者としての経験が主であった留学生などが受講している。講義では、第一に受講生一人一人が自分自身の経験や考えを他の受講者に伝え、それを通して自分が持っている言語観、教育観、学習観を意識化できるような活動を中心に行っている。
課題には常にOpen-endedな質問を組み込み、その質問に対する答えをグループでの議論の中で深めていくことにより、受講生がそれぞれの言語観、教育観、学習観を形作っていくことを期待している。

最終更新日:2011年01月07日
最終更新日の時点の講義内容で公開を行っております。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新年度の講義と内容が異なる可能性がありますのでご注意ください。