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グローバルCOE系統講義
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p> 現在、腫瘍学概論が公開されております。
履修回数:各5回
ニューロサイエンスコース
講義題目 | 講義内容・講義目的 |
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神経細胞の発生:基礎と応用 | 神経細胞の誕生と移動に関する機構ならびに脳形成異常の原因について理解する。さらに、各種幹細胞からの神経細胞オーダーメイド、また、脳腫瘍の発生源としての神経幹細胞について、それぞれ学習する。 |
回路形成 | 神経細胞による樹状突起・軸索の形成に関する分子機構と、回路形成・リモデリングが脳機能や個体行動に果たす役割について、代表的なモデル系をもとに学習する。 |
シナプスの構造・機能・可塑性と高次脳機能・神経疾患 | シナプス機能の基礎的理解に基づき、記憶・学習など高次機能を学ぶ。シナプス伝達の病態についても学習する。 |
グリア細胞:生理機能と病態 | グリア細胞が神経機能に対して果たす役割について、その種類ごとに学習し、さらに機能破綻と神経学的疾患との関連性についても学ぶ。 |
精神疾患 | 精神疾患の基礎と最新の研究成果について、おもに統合失調症と鬱病に焦点をあてて学習する。 |
神経変性疾患 | 神経変性疾患の定義、病態、病因などについて学習し、代表的疾患群を概観するとともん、最新の治療的取り組みについても、球脊髄性筋萎縮症などをもとにして学ぶ。 |
キャンサーサイエンスコース
講義題目 | 講義内容・講義目的 |
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腫瘍学概論 | 腫瘍学全般に関する歴史的背景から最新の研究動向までを概観する。 |
先端的な癌研究手法 | 分子イメージング、遺伝子操作動物モデル、バイオインフォマティクスなどの先端的な癌研究手法に関する基本的な知識について概説し、癌研究における最新の研究動向を紹介する。 |
癌の基盤的生物学 | 癌に関わる基盤的生物について、とくにグリコバイオロジー、血管新生、細胞周期と老化を中心に概説し、最新の動向を癌との関わりにおいて紹介する。 |
癌のジェネティクスとエピジェネティクス | 全ゲノム的な関連解析と網羅的発現解析及び染色体解析による癌のジェネティクス研究とエピジェネティクス研究について概説するとともに、最先端の研究の紹介を行う。 |
癌の発生の分子機構と診断と疫学 | 癌の発生・進展機序に根ざした感染症の関与の理解、分子診断、予防を目指した疫学研究について概説し、最新の研究動向を紹介する。 |
トランスレーショナルリサーチコース
講義題目 | 講義内容・講義目的 |
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TR概論 | トランスレーショナルリサーチ全般について概説する。とくに、基礎研究の成果を臨床応用するステップ(proof of concept)と医薬品開発の流れを紹介し、治療法の臨床応用に必要な知識を習得する。 |
臨床試験デザイン | 基礎研究の成果を検証するための臨床試験をでざいんするために必要な、生物統計学・臨床薬理学について解説するとともに、エンドポイント、バイオマーカー、薬理ゲノミクスなどに関する最新の知見を紹介する。 |
臨床試験支援体制 | 最新の臨床研究倫理指針に基づく臨床試験の科学性・倫理性・信頼性の確保について概説するとともに、治験審査委員会・臨床試験の登録・安全性情報の取り扱いについて最近の動向を紹介する。 |
医薬品開発薬事 | 医薬品および医療機器の開発に関する法的規制および審査承認について解説し、グローバル試験など国内外における最近の動向を紹介する。 |
ベーシックサイエンスコース
講義題目 | 講義内容・講義目的 |
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バイオインフォマティクス | 遺伝子およびタンパク質情報のデータベースの成り立ち・使用法について概説する。 |
バイオイメージング | バイオイメージングの原理・手法について概説する。1分子イメージングから個体レベルでのイメージングについて具体的に紹介する。 |
構造生物学 | 生命機能をタンパク質の立体構造に基づいて理解する原理・手法について概説する。シグナルネットワークを構成するタンパク質の立体構造について具体的に紹介する。 |
システムズバイオロジー | 様々な生物学の問題をコンピュータシミュレーションを使って解析する原理・手法について概説する。シグナルネットワークのスイッチ現象のシミュレーションモデルについて具体的に紹介する。 |
プロテオミクス | 質量分析によってタンパク質やその修飾を同定する原理・手法について概説する。シグナルネットワークを構成するタンパク質の同定やリン酸化について具体的に紹介する。 |
生物統計 | 統計学を生命科学に応用する手法について概説する。実験のデザインや統計処理について具体的に紹介する。 |